内窓の採寸ガイド|シミュレーション前にここだけ測ればOK

お役立ち情報:内窓の採寸方法 幅・高さを正しく測るコツ

こんにちは、窓わんです。
ここ数年、光熱費の高騰や各種補助金の影響で、内窓(二重窓)についてのご相談が一気に増えました。
「内窓を付けたいけれど、サイズの測り方が分からない」「とりあえずシミュレーションを試したいけれど、数字を入れるのが不安…」というお声を本当によくいただきます。

「メジャーはあるけど、どこを測ればいいのか分からない…」
「ちょっとでも間違えたら、全部やり直しになりそうで怖い…」

実は、内窓の採寸でお客様にお願いしたいポイントはそれほど多くありません。
このページでは、見積もりシミュレーション前に“ここだけ押さえておけばOK”という採寸方法を、図を使って分かりやすく解説します。


なぜ内窓リフォームでは「採寸」が重要なのか

内窓は、今ある窓枠の内側にもう一つサッシを取り付ける工事です。
そのため、

  • 窓枠の「幅」と「高さ」
  • 内側の「奥行き(どれくらい厚みがあるか)」

この2つがとても重要になります。
といっても、完璧な精度は必要ありません。最終的な細かい調整や正式寸法の決定は、必ず当社スタッフが現地調査で行いますので、まずはシミュレーションに必要な目安を一緒に確認していきましょう。


① まずは窓の「幅(W)・高さ(H)」を測りましょう

内窓の場合、ガラスの大きさではなく、窓枠の内側の寸法を測ります。
下の図のように、窓枠の内側を水平・垂直にメジャーで測ってください。

お役立ち情報:内窓&窓のの採寸方法_図1
図1:窓枠の内側の幅(W)・高さ(H)を測ります

■ 幅(W)の測り方

  • 窓枠の内側の「左端〜右端」を水平に測ります。
  • 可能であれば上・中・下の3か所を測り、一番小さい寸法をメモしてください。

■ 高さ(H)の測り方

  • 窓枠の内側の「上端〜下端」を垂直に測ります。
  • こちらも左・中央・右の3か所を測り、一番小さい寸法を採用します。

② 次に「窓額縁の奥行き(D)」を測りましょう

もうひとつ大事なのが、窓額縁の奥行きです。
ここが足りないと、内窓の枠が納まりきらず、「ふかし枠」というオプション部材が必要になることがあります。

メーカーによって呼び方は違いますが、意味は同じです。

  • YKK AP:A寸法(窓額縁見込寸法)
  • LIXIL:有効寸法

どちらも、「室内側の額縁の手前の角から、サッシ側までの奥行き」を直角方向に測った寸法です。

お役立ち情報:内窓の採寸方法_図2
図2:窓額縁の奥行き(D)=A寸法/有効寸法

■ 奥行き(D)の測り方

  • 室内側から見て、窓額縁の「手前の角」からサッシ側までを直角に測ります。
  • 場所によって奥行きが違う場合は、一番小さい寸法をメモしてください。

この奥行きによって、

  • そのまま内窓を付けられるか
  • ふかし枠(25mm・40mm・50mm・70mmなど)が必要か

といった納まりが決まります。
奥行きが足りなくても、ほとんどのケースでふかし枠の追加で対応可能なので、「足りない=工事不可」ということではありません。


③ メーカー別:奥行き(D)の目安一覧

ここからは、代表的な内窓商品の「奥行きの目安」です。
細かい判断は現地調査で行いますので、今の窓がどのゾーンに近いかを見る参考としてご覧ください。

◆ YKK AP 内窓の目安

■ ウチリモ(2枚建・3枚建・4枚建)

A寸法(奥行き) 納まりの目安
60mm以上 通常納まり(追加部材なし)
47〜60mm未満 枠持ち出し納まり
35〜47mm未満 ふかし枠25を使用
20〜35mm未満 ふかし枠40を使用

■ プラマードU(開き窓・内開き窓・テラスドア)

A寸法(奥行き) 納まりの目安
73mm以上 通常納まり
45〜70mm未満 ふかし枠25
30〜45mm未満 ふかし枠40
25〜35mm未満 ふかし枠50
30mm未満 ふかし枠70

■ プラマードU(FIX窓)

A寸法(奥行き) 納まりの目安
53mm以上 通常納まり
28〜53mm未満 ふかし枠25
13〜28mm未満 ふかし枠40
25〜35mm未満 ふかし枠50(条件あり)

◆ LIXIL インプラスの目安

■ 引違い窓

有効寸法(奥行き) 納まりの目安
70mm以上 通常納まり
50〜69mm ふかし枠20
30〜49mm ふかし枠40
20〜29mm ふかし枠50
〜19mm ふかし枠70

■ 開き窓・テラスドア

有効寸法(奥行き) 納まりの目安
55mm以上 通常納まり
35〜54mm ふかし枠20
20〜34mm ふかし枠40
5〜19mm ふかし枠50
〜4mm ふかし枠70

■ FIX窓

有効寸法(奥行き) 納まりの目安
55mm以上 通常納まり
35〜54mm ふかし枠20
15〜34mm ふかし枠40
5〜14mm ふかし枠50
〜4mm ふかし枠70

採寸が不安でも大丈夫です

ここまで読んでいただいて、
「メジャーの当て方が合っているか不安」
「自分で測った数字でシミュレーションしていいのか心配」
という方もご安心ください。

シミュレーション用の採寸はあくまで目安
最終的なサイズ決定は、必ず現地調査でプロが行います。

  • 多少の誤差があっても問題ありません。
  • 数字と一緒に窓の写真を送っていただければ、スタッフが確認しながらご案内します。
  • 奥行き不足も、ふかし枠を使うことでほとんどのケースで対応可能です。

まずはこのページを見ながら、できる範囲で採寸してみてください。
サイズが分かったら、そのまま内窓の見積もりシミュレーションへ進んでいただけます。